雲白肉(ウンパイロウ)は
茹でた豚肉を雲のように見立てた
四川料理の代表的な前菜のひとつです。
いわば「中華風豚の冷しゃぶ」なんですが、
今回は旬のにらや新玉葱もたっぷり使い
薬膳効果の高い一品にしてみました。
にらダレは多めに作っておくと
蒸し鶏や冷奴などにも使えます。
○にらダレ雲白肉
【材料】
・豚薄切り肉(バラ、肩ロースなど)300g
・にら 1/6束 ・胡瓜 1本 ・新玉葱 1個
・醤油 大さじ2
・黒酢(酢でも)大さじ1
・砂糖、胡麻油、炒り胡麻 各小さじ1
【作り方】
1、胡瓜はピーラーで薄切りにする。
新玉葱は薄くスライスし、
さっと水にさらして水気をふく。
(辛みがなければさらさなくてOK)
2、みじん切りにしたにらと他の調味料を
混ぜ合わせ、にらダレを作る。
2、鍋に湯を沸かし、沸騰したら火を弱め
酒(分量外)大さじ1を加える。
豚肉を茹で、色が変わったら引き上げる。
3、器に新玉葱を広げ、豚肉、胡瓜をふんわり盛る。
にらダレをかけてどうぞ。
*豚肉はグラグラ強火で茹でると身が固くなるので
弱火でゆっくり茹でると柔らかく仕上がります。
豆板醤を加えてピリ辛にしても美味しいです◎
☆薬膳効果
気血を補い体を潤わせる豚肉と、
腎の働きを強め血を巡らせるにらの組み合わせ。
滋養強壮や疲労回復に効果があります。
さらに新玉葱を加えて気血の巡りをアップ!
冷しゃぶのような冷たいメニューには
にらや生姜など体を温める食品を合わせると
体を冷やしすぎません。