今日のレシピ
「若竹煮」
こちらも春の代表格ですね~。
簡単、ではないかもしれませんが、
この味を味わえるのは今のほんの一時だけ。
よかったら挑戦してみて下さいね^^
たけのこは切り口がきれいなもの、
穂先や全体が黄色っぽいもの、
ずんぐりしたものを選ぶといいですよ。
黄色いのはギリギリまで土の中で育った証拠。
陽にあたっていないので柔らかく
アクやエグミが少ないです。
そして買ってきたらとにかく急げ!
たけのこは鮮度が命なので、
その日のうちに茹でてアクを抜きましょう。
アクの抜き方は一番下に記しますね。
よかったら参考にしてください☺
○若竹煮
【材料】
・筍(茹でてアク抜きしたもの)350g
・わかめ 50g(生または塩蔵を戻したもの)
・だし2カップ ・塩ひとつまみ
・酒、薄口醤油 各大さじ1 ・みりん大さじ2
【作り方】
1、筍は穂先の部分は縦にくし型に切り、
それ以外は7~8mm厚の半月切り、
またはいちょう切りにする。
2、鍋に筍、だし、調味料を入れ、火にかける。
沸騰したら弱火にし、落とし蓋をして
10~15分煮る。
食べやすく切ったわかめを加え、
さっと煮て火を止めそのまま冷ます。
*煮物は必ず煮汁を味見して下さいね。
特にこういう薄味の煮物は
だしの味によって調味料の量も微妙に変わります。
うんおいしいな、と思う煮汁を作って
炊いていくと失敗しませんよ。
塩ははじめは加えず、ある程度炊いてから
必要なら加える感じでもいいと思います。
○筍のあく抜き
1、筍は外側の皮2~3枚だけむき、
穂先を斜めに切り落とし、縦に皮に切込みを入れる。
鍋に入れ、たっぷりの水、米ぬか、
鷹の爪1本加えて火にかける。
2、沸騰したら弱火にし、竹串がスッと通るまで茹でる。
(大きめのもので1時間ほどかかります)
3、火が通ったらそのまま冷まし、一晩置く。
(これ、大事!8時間ほどしっかり時間を
おくことでアクがよく抜けます)
4、切り目を入れたところから皮をむき、
穂先、中央、根元に切り分け、
用途によって使い分けてください。
○穂先→縦に切り分けて形を活かす。
柔らかい姫皮はお吸い物や味噌汁に。
○中央→炊き込みご飯や煮物に。
○根元→炒め物、焼き物、揚げ物など
コリコリした食感を活かすものに。