こんにちは!
揚げ物特集、第3弾。
今日はおうちで作る基本のかき揚げです。
フライパンで少ない油で作れて
残り野菜がとびきりおいしく変身しますよ!
買い物に行く回数を減らしてる方も
多いと思うので、ぜひこの機会に
かき揚げ名人になってください^^
かき揚げはレシピというより
むしろ大事なのは水加減や揚げ方ですので、
ちょっと詳しく書いていきますね。
野菜は家にあるもの何でもいいんですが、
おすすめは水分が少ない根菜類。
失敗しにくくサクサク、カリカリに揚がります。
これからの季節ならセロリや人参の葉など
香りのあるものを入れてもおいしいですよ☺
【材料】
・玉葱、人参、牛蒡、南瓜、さつま芋、じゃが芋など
・薄力粉、水
【作り方】
1、野菜はすべて千切りにし、ごぼうや芋類は
しばらく水にさらしてザルにあげておく。
2、1を大きめのボウルに入れ、野菜ひとつひとつに
しっかり粉がまぶさるよう薄力粉を加える。
大体、これぐらいの野菜の量に対し
大さじ4~5杯ぐらい入るかな。
けっこう多めに入れて大丈夫。
例えばこの日は
玉葱小1つ、人参と新ごぼう1/2本、
春キャベツの芯の部分だけ少々。
これだけでも充分おいしいかき揚げになります。
で、粉をまぶしたら全体が少し湿る程度に
少しずつ水を加えるんですが、
ボウルに入れた状態で野菜が水で湿っていたら
水はほとんど入れなくてもいいぐらい。
水気が全然ない状態なら、大さじ1~2ほど
様子を見て水を加えます。(上の図くらい)
天ぷら衣のように液状にするんじゃなくて
ちょっと湿ってる程度です。
しゃもじや木ベラに野菜をギュッとのせてみて
野菜同士がくっつく感じならOKですよ!
この方が薄衣でカリカリのかき揚げになります。
次にフライパンに1cmほど油を熱し、
木ベラなどに野菜をのせ、
菜箸で滑らせるように油に入れていきます。
できるだけ平べったく野菜をのせるのがポイント。
高さがあると少ない油では火が通りにくいです。
こんな風にフライパンにぎっちり入れちゃって大丈夫。
24cmのフライパンなら5つほど入ります。
で、あとはとにかく触らない。
(いつもレッスンでも言ってますね!)
中火でじっくり火が通るのを待って、
全体がカチッと固くなってから裏返します。
なかなかカチッと固まらない時は
少し火を強めてみて下さい。
裏面もじっくり揚げて、
全体がカリカリになって持ち上げたときに
軽かったら上手に揚がってる証拠。
かき揚げを箸ではさんで縦に数回振って
しっかり油を切り、バットに縦に並べるとベスト。
ペーパー敷いてお皿に並べる方も多いですが、
揚げ物の時は100均のでいいから
バットを使うのがおすすめですよ!
油切れが違います。
*Instagramに大事なところだけ
動画載せました。
よかったら参考にしてみて下さい。
揚げ上がりはこんな感じ。
これはまた別の日に撮ったので
若ごぼうの葉が入ってます。
時間がたってもサックサクなのが分かりますか?
このかき揚げが作れたら、
ただの冷やしうどんやざる蕎麦、素麺も
かなり嬉しいお昼ごはんに昇格します。
買ってきた天ぷらはどうしても衣が厚くて
油っこいですもんね。
家で揚げれば節約にもなるし
残り野菜がほんとにおいしく変身します。
そして私のもうひとつのおすすめは、
次の日の「かき揚げ丼」!
これは私がお店で働いてた頃の定番のまかないで、
これが楽しみでかき揚げを作ると言ってもいいほど。
鍋に麺つゆを温めてかき揚げを投入して
ぐつぐつっとなったら卵を回しかけて
とろっとなったら熱々ご飯にどーんとかける。
味噌玉にお湯を注いだら
簡単お昼ごはんの完成です。
このかき揚げ丼ね、ほんとにおいしいから
みんなにやってほしいー。
うちの子達もめちゃくちゃ好きで、
あっという間になくなります。
だから皆さんも前の日に全部食べられないように
かき揚げ多めに揚げるか、丼の分死守してね!笑
長くなっちゃいましたが、
今日のかき揚げはあくまで
根菜とかを揚げるのに適したやり方。
枝豆や小エビなどは衣を少しからませないと
バラバラになりやすいので不向きです。
またそっちのかき揚げも
機会があればご紹介しますね~☺